■過去8年間の磐田市の土地価格の動き
磐田市の住宅地は、アベノミクス以降の8年間で9.9%下落しています。
今年は新型コロナの影響が心配されましたが、住宅地は前年比1.4%のマイナス、商業地では1.3%のマイナスでした。
■土地価格の3極化
住宅地は、コロナでさらに3極化が進みました。
●上位15% 価格上昇ないし維持できている
●中位70% 価格なんとか持ちこたえるが、ジリジリ下がる
●下位15% 価格ダダ下がり続け、無価値化していく
磐田市でいうと
上位15%は、「高台」です。 富士見町・富士見台・国府台・城之崎・安久路などです。
下位15%は、「沿岸部」です。福田・竜洋などです。
中位70%は、上位と下位以外の土地になります。
この3極化の流れは、磐田だけの問題ではなくて、市町村・静岡県・中部圏・日本というレベルでも同様です。
■人の流れからみる
ガンバル不動産のある磐田市福田は 下位15% 無価値化していくエリアです。
すぐに価値がなくなることはないのでしょうが、人の動きを考えれば答えは明白です。
土地が必要な人は個人なら住宅を建てる人です。だいたい20歳から40歳ぐらいの人たち。
この人たちが今後どれくらい増えるか・減るかで土地の動きが変わります。未来に起きる事象はすでにわかっています。
国立社会保障・人口問題研究所が2018年に発表した磐田市の人口の見通しによると
●2020→30年の10年間で約5,000人減少する
●20〜40代人口も、2020→30年の10年間で約7,000人減る
とのこと。
つまり
●土地がいま必要な人たちがどんどん減る
●売りに出される相続した中古住宅がどんどん増える=いい土地から売れていく
これから10年で土地が欲しい人向けの土地が、単純に言えば7,000物件も不必要になるのですから不動産業者的にもきつくなります。
■売り時はいつ?
上位15%の人たちは、急いで不動産を金融資産に変えたい人以外、売りに走る必要はありません。じっくりタイミングを待っていていいです。
中位70%の人たちは、ぼちぼち売る準備をしてください。相場で売れそうならOKです、売りましょう。
下位15%の人たちは、「不動産持っていたら負け」なので、買ってくれる人がいれば即売ってください。ババ抜きみたいな感じです。
誰も買いたくない市場価値が低い土地を持っていても、固定資産税や草刈りから逃れることはできません。その意味の負けです。
■まとめ
磐田市の不動産ならガンバル不動産がお手伝いできます。もし相談先がわからない場合には、ガンバル不動産あてにご連絡いただいても結構です。売ること買うことへの心配・不安・悩み‥お聞かせください。お気軽にご相談ください。
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不動産のお取引で失敗や後悔することが無いように、そして、もっと磐田市福田の魅力を知っていただき、末永く住んでいただく人をもっと増やしていきたい。私が住む街「磐田市の福田」をもっと元気にしたい!そんな思いで書いています。