「販売価格どう決める?いつ頃売れる?」という相談をよくいただきます。
今回はそんなお話をシェアします。
■価格を決める
査定価格をもとにして3つの売り出し価格を決めておきます
●ちょい高め価格 ←相場から10%前後高め 売れればラッキー!
●相場価格 ←これなら売れるかも
●死守価格 ←これを下回ったら売らない
というかんじであらかじめ3つぐらい価格を決めておきます。
●ちょい高め価格は、売れるまで3~6か月程度は時間がかかるかもしれません
●相場価格はおおよそ3か月程度で売れるかもしれません
●死守価格は1か月程度で売れるかもしれません
「ちょい高め価格」で売り出して、想定した期間内に売れなければ
●そのまま価格KEEPするか
●相場価格でいくか
●死守価格でいくか決めて、 再度販売活動をしていきます。
この場合、最初の売出し価格がちょい高めでスタートしても、3ヵ月近く経ってお客さんが付かない時には、想定していた最安値に近い金額に近づく可能性が高いということになります。
また、すぐに不動産を売って換金しなければならない場合には。いきなり死守価格にして売れるまでの期間を短く設定します。
価格のつけ方と売り出し期間については、そのときの市況やエリアによって変わってきます。
ガンバル不動産の磐田市福田・福田中島エリアの場合
売り出し価格は
●150号線より北側は7~10万/坪
●150号線おり南側は5~7万/坪
●坊そう川より南側は2~4万/坪
これを前提にして、道幅や間口×奥行、物件周りの建ち並び状況を考えて売り出し価格を決めています。
期間は
アットホームでの閲覧数も磐田市の高台エリアの物件と比べて圧倒的に少ないのです。これは福田や福田中島の土地を欲しい人が少ないということです。
ということは、買いたい人の需要少ない(中での人の移動)ため、売れるまで時間がかかります。実際に早くて半年、長ければ2年程度というのがリアルなところです。
■どの位の期間で売り切るかをイメージしておく
しかし、売り急いでいなければ市場の状況をみながらゆっくりと価格を下げていくことで、条件のいいお客様を見つけることが出来るかもしれません。
これは、現在のように価格の下落の心配が少ない時期には有効な方法です。
バブル崩壊のような時期ですとうっかりタイミングを逃すと市場の相場の下落が大きく、想定していた金額よりも大幅に安くなってしまうということがありました。
その時代やエリアによって市場の動きも違うので、その時に合わせた売り方というのもあります。
ただ、現在は急激な不動産価格の増減はなく、時間的余裕のある方にとっては落ち着いて売れる時期だと考えられます。
とはいえ、ある程度販売するまでの期間を定めて活動しないと、いつまでも売れない売れ残り物件になってしまうので、目標とする期間は決めた方がいいでしょう。
出来ることなら長くとも6か月以内位の期間で決着する方が本人も不動産業者も間延びしなくていいかと思われます。
■不動産売買は1月から3月は活発に動く
不動産の売れる売れないは、時期的な要因も大きいので考慮するといいでしょう。
1年の中で、年度末の近い12月から3月は不動産の動きが活発になります。その時期なら多少強気の金額でも売れる場合もあります。
売却方法に関しては、売主さんの考え方がポイントになります。
売ることが決まったら、早く売りたいという方は直ぐ売れそうな死守価格で最初から安値で売り出すのがいいでしょう。
一方、早く売ることを考え過ぎて、もう少し高く売れたのではないかと後悔したくない方は、希望のちょい高めの金額からスタートして、引き合い状況をみて価格を見直せばいいと思います。
いずれにせよ価格に「絶対」はありません。業者の査定の価格を参考にして、ご自分の状況に応じ売り出し価格を設定したらいかがでしょうか。
もし相談先がわからない場合には、ガンバル不動産あてにご連絡いただいても結構です。
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磐田市の不動産売買専門店 ガンバル不動産