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公示価格・基準地価を知る!

コラムCOLUMN

売却の豆知識

2021/07/17

公示価格・基準地価を知る!
蝉がシャンシャン鳴く季節ですね。


■公示地価、基準地価


土地の価格は4つあるという話をしました。今回はの3つ目の「公示地価」と「基準地価」をシェアします。

「公示地価」とは、国が全国の標準地において定めた土地の価格です。国土交通省が毎年3月頃に発表します。ニュースで「東京銀座のどこそこの地価が上がった下がった」とかいうソレです。

それに対して「基準地価」は都道府県が土地価格を定めたもので、年に1回毎年9月に公表します。

これらの公示地価や基準地価は、国や都道府県が「土地の公正な価格」として定めたもので、AIにとってかわられそうな「不動産鑑定士」が関与して決定します。

公示地価や基準地価は、全国で選ばれた「標準地」にしか設定されないので、すべての土地において発表されるわけではありません。

■公示地価、基準地価が必要になるケース


それでは、公示地価はどのようなケースで必要になるのでしょうか?


一般の人が利用する場合には、売買や贈与などの不動産取引の際の参考資料にすることが多いです。

公示地価や基準地価は、だいたい相場価格に近くなるので、これを調べると売りたい(買いたい)土地のおおよその価格を知ることができます。

■公示地価、基準地価の調べ方


公示地価、基準地価を調べるときは「全国地価マップ」を利用します。ここでは、過去4年分の公示地価が掲載されています。


【公示地価を調べる方法と手順】

まず、サイトへ進み右下の「次へ」を選択肢、職業を選んで「同意」します。


すると、地図が表示されます。


そこから調べたい地域を選ぶと、詳細な地図が表示されます。


この時点で出ているのは固定資産税路線価なので、右上の「地価公示・地価調査」を選択すると画面が切り替わって公示地価が表示されます。

黒い四角が公示地価の標準地で、赤い三角の場所が基準地価の標準地です。


詳しく見たいときにはその地点をクリックすると、価格などの詳しい情報が出てきます。

■まとめ


今回は公示価格と基準地価とその調べ方という話でした。