
■査定価格の考え方
不動産業者が出す「査定価格」とは、「およそ3か月以内に売れるだろう」という金額です。
あくまで「予想成約価格」なのですが根拠はあります。
不動産業者は
●過去の取引事例
●地価公示
●基準地価
●路線価
●固定資産評価
などの不動産価格情報を得て売買できそうな金額をはじきます。
この査定価格ですが、業者や査定価格をはじく担当者によって異なります。業者の数だけ「査定価格」があります。
確実に売れそうな厳しい査定額を提示する業者もいれば、売れるかどうかかなり怪しい査定額を提示する業者もいます。
売り出す方の立場からすると、自分の不動産をいちばん高く評価してくれる業者さんに依頼したくなります。
しかし、「査定価格」通りに売れなければ絵にかいた餅になってしまいます。
高い査定をしてくれた業者にすぐに売却を依頼するのではなく、数社に査定を依頼して、出てきた査定価格を比較し「確実に売れそうな金額」を知ることが大切です。
■決めるのはいつも自分
査定価格が自分の想定より低かったとしても、自分が所有している不動産です。
不動産業者が出した査定金額で売り出さなければならないということはありません。
売り出す値段は、最終的には売主さんであるあなたが決めてください。
実際の売却活動では、高く売ることに意識が行き過ぎて、「いつまでたっても売れない」というスパイラルに陥ってしまうことです。
不動産売買には社会状況などさまざまな要因が影響を及ぼします。今だと「新型コロナ」と「ウッドショック」の影響ですね。
したがって、どのタイミングで売るか、どの程度の価格なら売れるかなどを見極めることも大切なのです。
●高めの査定価格にとらわれず
●ご縁とタイミングを逃さず
●売れなくても焦ることなく
査定価格は査定価格として理解したうえで、物件や地域を熟知した不動産業者を選びましょう。
磐田市で不動産売るならガンバル不動産でした。