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「一括査定をする意味があるのでしょうか?」  

コラムCOLUMN

売却の豆知識

2021/04/10

「一括査定をする意味があるのでしょうか?」  
「一括査定をする意味があるのでしょうか?」  

■「一括査定をする意味があるのでしょうか?」

不動産を売りたい方は、一円でも高く売りたいと思うのは当然のお気持ちだと思います。


「どこよりも査定金額が高いので、そこに依頼しようかな?」としている考えをもたれている方・・・ダメ業者の養分になりますよ。


なぜなら、高く査定しようと思えば、いくらでもできてしまうのが不動産査定だからです。


【車の下取査定】なら、不良在庫になっても困るので市場で売れる値段も考慮して査定するでしょう。


売れる値段でなければあとで在庫になってしまい、大変なことになってしまいます。車の査定は、買取業者で再販売することを念頭に仕入れをするので、極端に高い価格は提示できません。【高額査定】と唱っていても、実際は違ったなどというトラブルはふつうにあります。

【不動産査定】の場合は、買取査定以外は、不動産市場での「仲介価格」ということになります。


仲介の場合は、不動産業者が買取する訳ではないので、最初に高い値段をつけていても不動産会社にとっては在庫ではありません。自社扱いの手駒(仲介物件)が増えるだけです。


イケイケの不動産営業マンから驚くような高額査定を示されて、「この不動産会社なら高く売ってくれるだろう」と勘違いをします。そして、実際に依頼してみるとどういうことが起きるのか、ご存知でしょうか?


不動産の価格は、市場で形成されるもので不動産業者の言い値ではありません。


市場価格よりも割高なものはなかなか売れない状態が続きます。結局、値段を下げなければ、新たに買い手が見つからず、成約までの期間も延びて、最終的には市場価格を下回ってしまうこともあります。


不動産業者にとっては「在庫」にならないので、特に一円も損することはありません。


ところが、その不動産業者を信じて任せた売主様にとっては時間と受けられただろうお金という損害が生じます。


「査定は高いが、売値が一番安くなった・・・」


「実際の成約予想価格より割高な査定金額を提示して、売主様から物件を預かる、預かればこっちのもの」、こんな不動産業者がいまだにあるのが現実なのです。


一括査定をする意味ですが、ガンバル不動産は「無い」と思っています。


つまり

「査定の値段は業者の紙とペンから生まれる価格」
「売れる値段は市場が決める価格」 ということですから。


こんなかんじです。

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